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ダイエットにおける「運動・食事・休養」優先順位は?

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ダイエットにおける運動・食事・休養の優先順位:ゴールによって変わる科学的アプローチ

はじめに

「ダイエットで一番大切なのは運動ですか?食事ですか?それとも休養ですか?」
多くの方が抱くこの疑問。実は、その答えは「ダイエットのゴールをどこに置くか」によって変わります。

  • 短期的に目標体重に到達することを優先するのか

  • リバウンドを防ぎ、痩せた状態を維持することを優先するのか

この2つのゴールで、運動・食事・休養の「優先順位」は入れ替わります。以下で科学的根拠をもとに解説します。

ゴール①:目標体重に到達することを優先する場合

優先順位

1位:食事
2位:休養
3位:運動

理由と科学的根拠

  1. 食事が最重要

    • 体重の増減は「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランスで決まります。

    • これは「エネルギー収支の法則」と呼ばれ、数多くの研究で裏付けられています。

    • どれだけ運動をしても、食事管理ができなければ減量は困難です。

  2. 休養(睡眠)が2位の理由

    • 睡眠不足は食欲ホルモンに直接影響します。

      食欲を増進させる「グレリン」が増え、満腹感を伝える「レプチン」が減少します。
    • その結果、食欲が増し、食事管理の失敗につながりやすくなります。

  3. 運動は補助的役割

    • 運動による消費カロリーは意外と少なく、1時間ランニングしても約500kcal程度。

    • 食事での調整が最も効率的です。

    • ただし、筋肉量を維持するための筋トレは「リバウンド防止」の布石になります。

ゴール②:リバウンドを防ぐことを優先する場合

優先順位

1位:運動
2位:食事
3位:休養

理由と科学的根拠

  1. 運動が最重要

    • ダイエットで減量すると、筋肉量も同時に減少しやすく、基礎代謝(安静時に消費するエネルギー量)が低下します。

    • そのままでは「痩せにくく太りやすい体」になり、リバウンドの原因になります。

    • 特に筋力トレーニングは筋肉量を維持・増加させ、基礎代謝の低下を防ぐため、体重維持に効果的です(Willis et al., 2012)。

  2. 食事はバランスがカギ

    • 過度な制限ではなく、タンパク質を十分に確保することが重要です。

    • タンパク質は筋肉維持を助けるだけでなく、消化吸収にエネルギーを必要とする「食事誘発性熱産生(DIT)」も高めます。

    • 体重1kgあたり1.2〜2.0g/日のタンパク質摂取が推奨されています。

  3. 休養は土台

    • 睡眠不足はストレスホルモン「コルチゾール」を上昇させ、脂肪の蓄積や筋肉分解を促進します。

    • また、慢性的な疲労は運動継続の妨げになります。

    • 睡眠を7〜9時間確保することは、リバウンド防止に欠かせません。

結論:ゴールによって優先順位は変わる

  • 体重を落とすフェーズ
    → 食事 > 休養 > 運動

  • 体重を維持するフェーズ
    → 運動 > 食事 > 休養

つまり、ダイエットの成功とは「体重を落とす」ことだけでなく、痩せたあとも維持できる体をつくることです。そのためには、ゴールの段階ごとに優先順位を切り替えて取り組むことが必要になります。

実際にはどうなのか?

ここまで「目標体重に到達するフェーズ」と「リバウンドを防ぐフェーズ」で優先順位を切り替えることが大切だと解説しました。
しかし、実際のダイエットでは 食事・運動・休養の3つは常に相互作用しており、どれか1つを完全に切り捨てることはできません

例:食事だけで痩せた場合

  • 短期的に体重は落ちても、筋肉量が減少し代謝が低下。

  • その状態で元の食事に戻すと、以前より太りやすい体になりリバウンドのリスク大。

例:運動だけで痩せようとした場合

  • 運動による消費カロリーは思ったより少なく、効率が悪い。

  • 食事管理なしでは「思ったより体重が落ちない」という壁にぶつかる。

例:休養を軽視した場合

  • 睡眠不足やストレスが続くと食欲ホルモンが乱れ、過食傾向に。

  • さらにコルチゾールの影響で脂肪蓄積が進みやすくなる。

実践的な視点による結論

  • 体重を落とす段階では「食事」を中心に。

  • 体重を維持する段階では「運動」を中心に。

  • ただし「休養」は両方の土台。これが崩れると食事も運動も続かない。

つまり、実際には「優先順位を意識しながらも、3つをバランスよく取り入れていく」ことが、最も現実的で効果的な方法だといえます。

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