2025/09/26
部分痩せは本当にできるの?科学的に解説します
SNSや雑誌でよく見かける「二の腕痩せ」「下腹部痩せ」「内もも痩せ」…。
しかし実際のところ、特定の部位だけ脂肪を落とす=部分痩せは可能なのでしょうか?
今回は科学的な根拠を踏まえつつ、専門的に、でも一般の方にもわかりやすく解説します。
Q1. 部分痩せって本当にできるの?
👉 結論から言うと、部分痩せはほとんど不可能です。
脂肪は筋トレをした部位から優先的に燃えるわけではなく、ホルモンや血流の働きによって全身の脂肪が少しずつエネルギーとして使われていきます。
例えば「腹筋をすればお腹の脂肪が落ちる」というのは誤解で、実際は腹筋をしても全身の脂肪からまんべんなく動員されます。
Q2. じゃあ、二の腕や下腹を鍛える意味はないの?
👉 いいえ、鍛える意味は大いにあります。
理由は以下の通り:
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脂肪は落ちなくても、その部位の筋肉は強化される
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筋肉がつくことで代謝が上がり、脂肪燃焼効率が高まる
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体脂肪が全体的に減ったとき、鍛えていた部位は引き締まって見える
つまり「二の腕トレーニング」や「腹筋トレーニング」は直接的な脂肪減少にはつながらなくても、最終的に理想のボディラインを作るために欠かせないのです。
Q3. 部分痩せできないなら、どうやって引き締めるの?
👉 ポイントは 全身の脂肪を落とすこと+局所的な筋トレ です。
有効なアプローチ
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全身を使う筋トレ(スクワット・デッドリフト・HIIT)
→ 消費カロリーが大きく、脂肪燃焼効率アップ -
食事管理
→ 摂取カロリー<消費カロリーを作ることが必須 -
ターゲット部位の筋トレ
→ 脂肪が減ったときに「引き締まって見える」
これらを組み合わせることで、結果的に「部分痩せして見える」体づくりが可能です。
Q4. 遺伝や体質は関係ある?
👉 はい、非常に関係します。
人によって「脂肪がつきやすい場所・落ちにくい場所」は遺伝的に決まっています。
例えば、下腹部や腰回りに脂肪が残りやすいのは多くの人に共通する特徴です。
これは「皮下脂肪の血流が悪く、燃焼効率が低い」ことや「ホルモン受容体の分布」によるものと考えられています。
まとめ
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部分痩せ=科学的にはほぼ不可能
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しかし局所的な筋トレは「引き締め」や「代謝アップ」に有効
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全身の脂肪を減らしながら、気になる部位を鍛えることが最適解
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遺伝的な脂肪のつきやすさも考慮して、焦らず継続が大切
💡つまり、「部分痩せ」ではなく “全身を整えながら結果的に部分がスッキリする” という発想が正しいアプローチです。
多くのお客様から「二の腕だけ落としたい」「お腹だけへこませたい」とご相談を受けます。
しかし実際には、狙った部位の脂肪をピンポイントで落とすことは科学的に難しいことがわかっています。
その代わりに、全身の脂肪を減らしながら、気になる部位を鍛えることで「部分痩せして見える」効果は十分に得られます。
これは長年トレーニング指導をしていても、例外なく共通する成功パターンです。
大切なのは「魔法の方法」を探すことではなく、正しいトレーニングと食事の習慣を積み重ねること。
それが結果として、あなたの理想の体を一番早く手に入れる近道になります。
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