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“幼少期”筋肉つけると身長伸びない!?

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「筋肉をつけると身長が伸びない」は本当か? 科学的根拠とスポーツ特性から徹底解説

 はじめに

「子どもに筋トレをさせると身長が伸びない」
そんな声を耳にすることがあります。
しかし、この説には科学的な裏付けはほとんどありません。

今回は、科学的な視点スポーツにおける体格特性を踏まえて、この誤解の背景を整理していきます。

1. 身長の成長はどう決まるのか?

  • 身長の伸びは、骨の端にある 骨端線(成長板) によって起こります。

  • 骨端線が活発に細胞分裂を行うことで骨が長くなり、身長が伸びます。

  • この活動は 成長ホルモンやIGF-1(インスリン様成長因子) などのホルモンに強く依存しており、筋肉の発達によって直接妨げられることはありません。

📊 科学的根拠

  • 2010年に米国小児科学会(AAP)が発表した見解では、「適切に行われた筋力トレーニングが成長や骨端線に悪影響を与える証拠はない」とされています。

  • むしろ筋力トレーニングは骨密度の増加や怪我予防に役立つことが報告されています。

2. なぜ「筋トレ=身長が伸びない」という説が生まれたのか?

スポーツ特性と体格の偏りが誤解の原因

  1. 器械体操やフィギュアスケート

    • 回転動作・空中動作には小柄で軽量な体格が有利。

    • 競技特性上、小柄で筋肉質な選手がトップレベルに集まる → 「筋肉をつけると背が低くなる」という誤解に。

  2. バスケットボールやバレーボール

    • ゴールやネットが高い位置にあるため、高身長が圧倒的に有利

    • 高身長選手ばかりが目立つ → 「バスケをすると背が伸びる」という逆の誤解も。

👉 実際には、競技が身長を決めるのではなく、身長が競技の適性を決めているのです。

3. 遺伝と身長の因果関係

  • 身長の 70〜80%は遺伝的要因 で説明できるといわれています。

  • 残りの20〜30%は 栄養・睡眠・運動・生活習慣 によるもの。

  • 例えば両親が低身長の場合、子どもも低身長になる傾向は強いですが、栄養状態が良ければ平均身長に近づく可能性があります。

📌 ポイント

  • 「筋トレで背が低くなる」のではなく、遺伝や環境要因で身長が決まる

  • トレーニングは健康的な発育を支える補助的な役割を果たす。

4. ケガと身長の関係性

ここで注意が必要なのは、過度なトレーニングや事故による怪我です。

  • 成長期の骨は「骨端線」が未成熟で弱いため、**骨端線損傷(成長板損傷)**が起こると、成長障害を招くリスクがあります。

  • 特に高重量バーベルを無理に持ち上げる、誤ったフォームでの反復練習などは危険。

  • ただしこれは「筋肉が成長を妨げる」のではなく、「怪我が成長を止めてしまう」という因果関係です。

📊 例:米国整形外科学会の報告でも、成長期のアスリートのスポーツ障害(野球肘、シンスプリント、骨端線損傷など)は 過度な反復運動 が原因とされており、適切な指導のもとでの筋トレがリスクになることはほとんどないとされています。

5. まとめ

  • 筋肉をつけると身長が伸びないというのは迷信。

  • 誤解の背景には「スポーツ特性による体格の偏り」がある。

  • 身長を決める主因は 遺伝、次に 栄養・睡眠・適度な運動

  • リスクになるのは「筋肉そのもの」ではなく「過度なトレーニングや怪我」。

👉 成長期の正しい筋トレは、骨・筋肉の発達、姿勢改善、怪我予防にプラスであり、むしろ健康的な成長を支える大切な要素です。

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